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下記のイタリア食品は、光が丘興産株式会社が日本各地方のデパートで開催 されてい るイタリアフェア(イタリア展)に出店して販売。

①Alberto-Mitsuyo エキストラヴァージンオリーブオイル 500ml

 シチリアのトラパニでアルベルトさんが栽培から瓶詰、更に販売まで全ての工程に携わり、管理している上質のオリーブオイル。質を落とさないために、温度設定コンテナにてイタリアより日本に運ばれ、丁寧に管理。生産者、輸入業者ともに信頼が置けるオイルで、どんな料理に使ってもおいしく食べられて万能。これ1本で、私は日本、イタリア、中華、メキシカンなど我が家のすべての料理を作っている。

②Scalia 社 アンチョビ、コラトゥーラ(右下、左)

 シチリアのシャッカに工場があり、周辺の海で捕れたイワシを氷漬けにして港へ、更に工場へと運び、骨抜きなどの作業が始まるまで氷部屋で待機。工場は汚水をきれいにして排水する設備も整っていて、環境にも優しい食品作りをしている。アンチョビは瓶をすかしてみると赤くて美しく、開けてみると、フィレが形を崩さずに入れられている。この部分は女性の手仕事。コラトゥーラは魚醤で、材料はアンチョビと同じく小さいイワシと塩だけだ。東南アジアには、ナンプラやニョックマムなどの魚醤があるが、材料がイワシだけでなく、小魚で、砂糖も入っていることが多い。このコラトゥーラは稀にみる逸品で、野菜、特に青野菜の炒め物には、オリーブオイルとコラトゥーラの組み合わせが見事。

Photo 1 ①右上 ②右下、左​

Photo 2 ③

③SAN NICOLA 社のパルマハム(DOP)

材料は選ばれた豚のもも肉と塩のみで、20か月から24か月かけて熟成。ノンプレスで、切りたては、しっとりとして、甘味も特徴。工場は、海抜600Mほどの自然国立公園に位置し、恵まれた自然環境の中だからこそ、見事なハムが作れるのだ。輸入元である光が丘興産直営のレストラン ルッコリーナ(飯田橋)にて切りたてが食べられる。テイクアウトも可。ご飯との相性もよく、寿司ネタにも向く。

私の使っている食材:

④パルミジャーノ レッジャーノチーズ(DOP)

40キロほどの太鼓型のチーズ。材料は牛乳〈半量はスキンミルク)と塩とレネットのみ。24か月ほどかけて熟成させたものは、チーズの中にできる天然のアミノ酸の分量もほどよく、そのままカットして食べるのに向く。切り方は、専用のナイフで割る、スライサーで薄くスライスする、おろし器で粉にするなど、切り方によって使い方も味も変わる。残念ながら、すでにカットして販売されているものは乾燥していることが多いが、切りたてはセミハードで、甘い香りがする。上質の調味料としても使える。

 

⑤玉姫酢 京都の斎藤造酢店製造。販売は鎌倉坂の下の三留商店他

 このお酢に出会って30年、私は、この酢にフレッシュタラゴンを入れて、タラゴンビネガーを作っている。甘味のある酢だが、タラゴンを入れることで、更に甘味が増し、同時にタラゴンの香りや防腐力が活躍し、魚などの臭みを消すと同時に、砂糖フリー料理の大切な調味料になっている。この酢とレモンがあれば、他に酸味はいらない、と思う程、この酢に頼った食生活をしている。

Photo 3 ④

Photo 4 ⑤

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