​北村光世

Mitsuyo Kitamura

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１９３９年京都市に生まれる。１９歳でアメリカ留学。１９６２年ミシガン州ホープカレッジ卒業。その後、１年間ワシントン州立大学大学院にてスペイン語・文化を学び同時に教育助手として同大学にてスペイン語のインストラクターを務める。１９６３年に帰国。その後、青山学院大学文学部で２９年間教鞭をとったあと、それまで培ってきたアメリカ大陸や地中海地方の食文化の研究を、更に東南アジアへと範囲を広げていく。実践の研究を主張し、関係各地を旅する中、家庭でも実際にハーブを育て各地の料理を毎日の生活に役立てている。

 

オリーブオイルに関しては、１９９０年代、国際オリーブオイル協会（現在は国際オリーブ協会）が企画した国際オリーブオイルセミナーツアーに、５年に渡って毎年招待される。セミナーでは、パネラーを務めるほか、発表にも参加。以来、独自のオリーブオイルに関する体験に基づいた料理教室やトークショーを展開し、その数は２００回にも及ぶ。ここ数年、中国や韓国でも講習会やトークショーを開き、韓国ではessen誌に２年間ハーブの料理を連載する。

 

スローフード運動にも関心をもって２５年。食の教育を中心にスローフードと同種の活動をを展開しているアメリカのボストンにある非営利団体OLDWAYS　からも招待を受け、地中海諸国でのセミナーツアーに出席。その影響も受け、日本での子供の食育にも活動範囲を広げる。北海道の小学校で毎年イタリアのスローフードを紹介し体験する会は、今年（2017年）で７年目を迎える。

 

著書：料理、エッセイ15冊以上、現在オリーブオイルの料理書執筆中。

テレビ出演：NHK今日の料理、おしゃれ工房、日本テレビ3分クッキング、イマジカ製作オールスタークッキング＃７３、＃７４、資生堂「美を紡ぐ　Hito special」 など、多数。

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